むくみ解消 漢方

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むくみを解消に役立つ漢方薬の効果とは?

むくみ|漢方薬

むくみは外側のケアよりも体の内側のケアを行うことでむくみにくい体作りに繋がり、根本的な解消を目指すことができます。
むくみ解消サプリメントも体の内側のケアをサポートすることを考えて作られていますが、あくまで栄養補助のための健康食品です。

 

そのため不足しがちな栄養を補給するというのが基本となっています。

 

対して漢方薬は医薬品(市販の場合は第1類〜第3類医薬品)に分類されており、むくみに対して効果・効能が認められているというのがサプリメントとの大きな違いです。

 

むくみに対する漢方の考え

漢方の分野でのむくみに対する考えの基本は
気が不足し、水が滞った状態の水種と呼ばれており、この水が滞った状態を体本来の働きを高めながら改善するという考えが基本となります。

 

漢方は体本来のバランスを保つのに働きかける生薬と呼ばれる漢方薬を構成する原料を用いて作成され、さらに人それぞれの特徴や症状に合わせて処方されるため、よりその人に合った漢方薬を作ることができるというのがポイントです。

 

そのため、漢方の処方では、人によって同じ名前の漢方薬でも処方される生薬の量に違いがあることも多く、よりしっかりとむくみの解消を目指したい時には市販の漢方薬ではなく、専門医による診断を受けた上で漢方薬を処方してもらうのもおすすめです。

 

むくみに効く漢方薬の種類

こちらでは一般的にむくみに対して効果・効能があるとされている漢方薬をご紹介します。

 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

女性に多い、生理不順、貧血といった血液の巡りに関わる症状にも処方されることがある漢方薬で血行を促し、利尿作用を与え、余分な水分の排出などむくみに対して効果を持っている漢方薬です。

 

体質としては足腰が冷えやすく顔色が悪い方のむくみに処方されます。

 

配合生薬は当帰(とうき)・川きゅう(せんきゅう)・茯苓(ぶくりょう)・白朮(びゃくじゅつ)or蒼朮(そうじゅつ)・沢瀉(たくしゃ)・芍薬(しゃくやく)が使用されています。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

水分代謝、むくみ取り、倦怠感の症状に処方される漢方薬でむくみ解消の漢方薬として有名ですね。
体質としては色白で水太り気味、夕方に下半身のむくみが気になるといった方向けとなっています。

 

配合生薬の種類は防已(ぼうい)・黄耆(おうぎ)・白朮(びゃくじゅつ)・大棗(たいそう)・甘草(かんぞう)・生姜(しょうきょう)といった生薬が使用されています。

 

八味地黄丸(はちみじおうがん)

手足に冷えを感じる時のむくみに対して効果が期待できる漢方薬です。配合生薬には地黄(じおう)・山茱萸(さんしゅゆ)・山薬(さんやく)・沢瀉(たくしゃ)・茯苓(ぶくりょう)・牡丹皮(ぼたんぴ)・桂皮(けいひ)・桂皮(けいひ)が使用されています。

 

五苓散(ごれいさん)

お酒を飲んだ次の日の顔のむくみにおすすめされる漢方薬で喉が渇き水分の排出が少ないといった時に処方されます。
体内の無駄な水分を排出するのに働きかけ水分調節する作用でむくみに対して効果を表す漢方薬とされています。

 

配合生薬には沢瀉(たくしゃ)・猪苓(ちょれい)・茯苓(ぶくりょう)・白朮(びゃくじゅつ)・桂皮(けいひ)といった種類が使用されています。

 

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

食生活が偏りがちでお通じの滞り、肥満気味といった場合に用いられる漢方薬で、お通じを助け余分な水分や老廃物の排出を促す作用が期待できます。

 

多くの生薬を使用しているのが特徴で防風(ぼうふう)・黄ごん(おうごん)・大黄(だいおう)・芒硝(ぼうしょう)・麻黄(まおう)・石膏(せっこう)・白朮(びゃくじゅつ)・荊芥(けいがい)・連翹(れんぎょう)・桔梗(ききょう)・山梔子(さんしし)・芍薬(しゃくやく)・当帰(とうき)・川きゅう(せんきゅう)・薄荷(はっか)・滑石(かっせき)・生姜(しょうきょう)・甘草(かんぞう)が使用されています。

 

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

水分の巡りを促す作用が期待でき、下半身が冷えやすい、むくみや排尿に対する症状に用いられる漢方薬です。

 

配合生薬には地黄(ジオウ)、牛膝(ごしつ)、山茱萸(さんしゅ)、山薬(さんやく)、車前子(しゃぜんしん)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桂皮(けいひ)、附子(ぶし)が使用されていうます。

 

真武湯(しんぶとう)

冷えやむくみといった症状に加えて疲れやすい虚弱体質の場合に用いられる漢方薬です。

 

配合生薬には茯苓(ぶくりょう)・芍薬(しゃくやく)・蒼朮(そうじゅつ)・生姜しょうきょう)・附子末(ぶしまつ)が使用されています。

 

苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)

胃腸を温める作用があり、冷えや胃腸、下半身の不調などにも処方される漢方薬です。配合生薬には茯苓(ぶくりょう)、朮(じゅつ)、乾姜(かんきょう)、甘草(かんぞう)が使用されています。

 

 

それぞれの漢方薬が一つの症状ではなく、様々な症状に対して効果があるという点で、自分に合った漢方薬を選ぶのがちょっと大変というのが漢方薬を自分で選ぶというハードルを上げてしまっている要因とも言えます。


 

漢方薬には副作用はある?

漢方薬はサプリメントと違い医薬品扱いで、使用される生薬の効果・効能と合わせて人によって副作用が出る場合があります。
基本的には副作用が起きにくい量で構成しているため、正しく使用する上では副作用のケースは少ないものの、ゼロではありません。

 

漢方薬を飲むことにより副作用として挙げられるのが胃の不快感・食欲不振・吐き気・発疹・発赤・かゆみ・呼吸がしづらい・喉の不調・腹痛・軟便・下痢・発汗過多・尿が出にくい・動悸・不眠・イライラ感・倦怠感などがあります。

 

漢方薬は一定期間飲んで効果が表れない場合は服用をやめ、改めて処方を受けるのが基本となっているため、自己判断によって漢方薬を色々と飲むというのは体調に影響が出る可能性があるので、注意が必要です。

 

漢方薬による好転反応・瞑眩(めんげん)

漢方の分野では漢方薬を飲むことで含まれる生薬の働きによって体の巡り(気・水・血)が変わることによる好転反応、治癒反応による体調の変化や違和感がでるケースもあります。

 

これは体が本来のバランスへと戻ろうと巡りだし、滞っていた老廃物などが血中を巡ることといった時に表れるとも言われており、この場合は少しの期間様子を見ることで症状は落ち着くことがあると言われています。

 

ただし、副作用の可能性があるので、体調面に違和感や不調を感じた時には専門医に相談をすることをおすすめします。

 

漢方薬はどこで手に入れられる?

漢方薬でのむくみ解消に興味がある場合どこで手に入れられるのか?気になりますよね。
漢方薬は専門家、専門医による病院で処方してもらう方法の他に、ドラッグストアや薬局で購入できる市販薬があります。
市販で購入できるメーカーとしてはクラシエやツムラが有名ですね。

 

他にも第2類、第3類医薬品として販売されているむくみに効果がある漢方薬も各メーカーから販売されています。

 

また最近では通販でも購入できるようになりました。

 

ドラッグストアなどでも薬剤師、登録販売者の説明を受けて購入できるので、症状を説明した上で適した漢方薬を選ぶのがおすすめです。

 

市販で購入できる主な漢方薬

上記でご紹介している防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、八味地黄丸(はちみじおうがん)、五苓散(ごれいさん)といった漢方薬の名称以外にも市販薬として漢方処方の医薬品が販売されています。

  • エスエス製薬・アンチスタックス(要指導医薬品)
  • 薬王製薬・エフロフェンQ(第3類医薬品)
  • エーザイ・ユビテンS(第3類医薬品)
  • 興和新薬・パニオンコーワ錠(第2類医薬品)
  • 太田胃散・ロコフィットGL(第3類医薬品)|防已黄耆湯
  • クラシエ・コッコアポL錠(第2類医薬品)|防已黄耆湯
  • ロート和漢箋・ラクリア(第2類医薬品)|防已黄耆湯
  • 小林製薬・アルピタン(第2類医薬品)|五苓散
  • 小林製薬・ナイシトール(第2類医薬品)|防風通聖散
  • クラシエ・コッコアポA錠(第2類医薬品)|防風通聖散
  • 佐藤製薬・ウロバランス(第2類医薬品)|牛車腎気丸

まとめ

漢方薬はむくみに対して一定の効果・効能が期待できるため、症状に合っていることで解消が目指せるのが魅力です。

 

ただし、体質や諸症状によって合う合わないがありますので、初めての方は専門医による処方を受けた方が、体への負担も少なく、安心して飲むことができるのでおすすめです。

 

漢方薬を飲むのはちょっとという方の場合で、食生活などの改善からむくみ対策に取り組みたいという方は食習慣の延長で飲めるむくみ対策のサプリメントも栄養補給の補助として役立ちますので、漢方薬のメリット・デメリットとサプリメントで行えるむくみ対策のメリット・デメリットを比較してみるのも良いですね。

 

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